ペットとして人気急上昇中のマイクロブタですが、『豚熱(CSF)に感染するの?』と不安に思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。結論から言うと、マイクロブタも豚熱に感染します。しかし正しい知識と予防策を身につければ、愛するペットを守ることができます。この記事では、豚熱の基礎知識から具体的な予防法、万が一感染が疑われる場合の対処法まで、飼い主が知っておくべき情報を徹底解説します。
【結論】マイクロブタも豚熱に感染する|飼い主が知るべき3つの事実

マイクロブタを飼育している、またはこれから飼おうと考えている方にとって、豚熱(CSF:Classical Swine Fever)は最も注意すべき感染症です。
まず結論として、マイクロブタも豚熱に感染します。
ペット用に品種改良された小型の豚であっても、生物学的・法律的には『豚』に分類されるため、豚熱の感染対象となります。
飼い主が押さえておくべき3つの重要事実を見ていきましょう。
ペットでも「豚」である以上、感染対象になる
マイクロブタは体重20〜40kg程度の小型種ですが、生物学的には家畜豚と同じ『豚』です。
農林水産省の家畜伝染病予防法においても、ミニブタ・マイクロブタは『豚』として扱われており、豚熱の法定伝染病対象動物に含まれます。
つまり、体のサイズや飼育目的(ペット・家畜)にかかわらず、豚である以上は豚熱ウイルス(CSFウイルス)に感染するリスクがあります。
実際に、pignic cafeによると、『豚にとって最も危険な病気』として豚熱が挙げられており、マイクロブタ飼い主への注意喚起が行われています。

『ペット用だから大丈夫』という油断は禁物です。
人間や犬・猫には感染しない【安心ポイント】
豚熱について心配する飼い主の多くが気にするのが、『家族や他のペットにうつるのか?』という点です。
安心してください。豚熱は豚とイノシシのみに感染する病気で、人間や犬・猫などの他の動物には感染しません。
埼玉県の公式情報でも明記されているとおり、『豚熱は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません』。
つまり、以下のようなリスクはありません:
- 感染したマイクロブタと接触した飼い主が発症する
- 同居している犬や猫に感染が広がる
- マイクロブタの肉を誤って食べても人体に影響はない
ただし、人間が豚熱ウイルスを『運び屋』として媒介する可能性はあります。
靴底や衣類にウイルスが付着したまま飼育スペースに入ると、マイクロブタに感染させてしまう恐れがあるため、後述する予防策が重要です。
ペットのマイクロブタには豚熱ワクチンを接種できない
『ワクチンを打てば安心では?』と考える方もいるでしょう。
しかし、ペットのマイクロブタへの豚熱ワクチン接種は、都道府県によって対応が異なります。
2026年2月現在、豚熱の発生状況に応じて、一部の都道府県ではペットのマイクロブタにもワクチン接種が推奨または義務化されています。
mipig familyによると、『CSF(豚熱)の接種県の場合には、接種するようにしましょう』とされており、居住地域によって対応が必要です。
例えば、埼玉県では動物病院で豚熱ワクチン接種が可能となっており、知事認定獣医が接種を行っています。

一方、ワクチン接種が実施されていない地域もあるため、お住まいの都道府県の家畜保健衛生所に確認することが必須です。
また、ワクチンを接種しても100%感染を防げるわけではなく、予防策との併用が不可欠です。
豚熱(CSF)の基礎知識|マイクロブタ飼い主が押さえるべきポイント

豚熱から愛するマイクロブタを守るには、病気そのものを正しく理解することが第一歩です。
ここでは、豚熱の原因・症状・国内発生状況について、マイクロブタ飼い主が知っておくべき情報をまとめます。
豚熱の原因ウイルスと感染経路【図解で解説】
豚熱の原因は『CSFウイルス(Classical Swine Fever Virus)』というRNAウイルスです。
このウイルスは非常に強い感染力を持ち、わずかなウイルス量でも豚に感染します。
主な感染経路は以下の3つです:
- 野生イノシシとの接触:感染したイノシシの唾液・糞尿・血液に触れることで感染
- 汚染された食べ物:感染豚の肉を含む残飯や生肉を食べると感染
- 間接接触:ウイルスが付着した人の靴・衣類・車両・器具などを介して感染
特に注意すべきは、野生イノシシが豚熱の主要な感染源となっている点です。
日本では2018年以降、岐阜県を皮切りに野生イノシシでの豚熱感染が相次いで確認されており、感染イノシシが生息する地域では感染リスクが高まります。

また、ハーブ動物病院では、『野生のイノシシが生息する地域では、マイクロブタのお散歩は控え、人が家の中にウイルスを持ち込まない工夫』が推奨されています。
感染した場合の症状と経過
豚熱に感染すると、潜伏期間(2〜14日程度)を経て、以下のような症状が現れます:
- 高熱:40〜41℃以上の発熱が持続
- 食欲不振:餌を食べなくなる、元気がなくなる
- 結膜炎:目やにが増える、目が充血する
- 皮膚の変色:耳・腹部・四肢に紫斑(チアノーゼ)が現れる
- 呼吸器症状:咳、呼吸困難
- 神経症状:痙攣、運動失調、後肢の麻痺
- 下痢・嘔吐:消化器症状が出ることもある

症状の重さはウイルスの株や豚の年齢・免疫状態によって異なりますが、致死率は非常に高く、感染すると数日〜数週間で死亡することが多いです。
特に子豚では急性経過をたどり、突然死することもあります。
慢性型の場合は、発育不良や再発性の発熱が数ヶ月続くこともありますが、いずれにしても有効な治療法は存在しません。
そのため、予防が最も重要な対策となります。
国内の発生状況と注意すべき地域【2026年最新】
2026年2月現在、日本国内では依然として豚熱の発生が続いています。
宮城県の公式サイトでは、『県内での野生のイノシシ検査について』の情報が2026年2月6日に更新されており、継続的な監視が行われています。
特に注意すべき地域は以下の通りです:
- 関東地方:埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県などで野生イノシシの感染が多発
- 中部地方:岐阜県、愛知県、長野県、静岡県など、2018年以降の発生の中心地
- 近畿地方:三重県、滋賀県、京都府などで感染確認
- 九州地方:2023年に佐賀県の養豚場で発生、福岡県でもワクチン接種開始
自分の住んでいる地域の発生状況は、必ず都道府県の公式サイトで最新情報を確認してください。
各都道府県の家畜保健衛生所では、野生イノシシの感染状況や養豚場での発生情報を定期的に公開しています。
また、旅行や引っ越しの際も、訪問先・移動先の発生状況を事前にチェックすることが重要です。
マイクロブタを豚熱から守る予防策5選

豚熱には有効な治療法がないため、予防こそが唯一の対策です。
ここでは、マイクロブタ飼い主が今日から実践できる5つの予防策を具体的に解説します。
散歩ルートを見直す|山林・草むら・河川敷を避ける
マイクロブタの散歩は運動とストレス解消に欠かせませんが、散歩ルートの選び方が感染リスクを大きく左右します。
特に注意すべきは、以下のような場所です:
- 山林・森林:野生イノシシの生息地であり、感染リスクが最も高い
- 草むら・藪:イノシシの糞尿や唾液が残っている可能性がある
- 河川敷:イノシシが水を飲みに来る場所であり、接触リスクあり
- 農地周辺:イノシシが農作物を狙って出没する
ハーブ動物病院は、『野生のイノシシが生息する地域では、マイクロブタのお散歩は控え』ることを推奨しています。
安全な散歩場所の例:
- 住宅街の舗装された道路
- 公園の芝生エリア(イノシシ出没情報がない場所)
- 自宅の庭(柵で囲まれている場合)
もし散歩中にイノシシの痕跡(足跡、掘り返し跡、糞など)を発見したら、即座にその場を離れ、今後はそのルートを避けてください。
外出後は靴・衣類・手を消毒する【推奨消毒剤と手順】
飼い主自身がウイルスを運び込むリスクを防ぐため、外出後の消毒習慣が極めて重要です。
CSFウイルスは環境中でも数週間〜数ヶ月生存するため、靴底や衣類に付着したウイルスが感染源となる可能性があります。
推奨される消毒手順:
- 靴底の消毒:玄関に消毒マットを設置し、靴底を踏んでから室内へ。次亜塩素酸ナトリウム(0.5〜1%溶液)または逆性石鹸を使用
- 衣類の処理:外出着は飼育スペースに入る前に着替える。汚れがひどい場合は洗濯または消毒スプレーを噴霧
- 手洗い:石鹸で30秒以上しっかり手洗い。アルコール消毒も併用すると効果的
- マイクロブタに触れる前:手を洗い、可能であれば専用の飼育用衣類に着替える
効果的な消毒剤:
- 次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤を希釈):靴底・床・器具の消毒に最適
- 逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム):手指・衣類の消毒に使用可能
- 消石灰:飼育スペース周辺や庭に散布して、ウイルスの侵入を防ぐ
特に、養豚場や他のマイクロブタ飼育者宅を訪問した後は、念入りな消毒が必須です。
飼育スペースへの野生動物侵入を徹底的に防ぐ
野生イノシシが飼育スペースに侵入すると、直接接触による感染リスクが一気に高まります。
飼育スペースの防御策:
- 頑丈な柵の設置:イノシシが侵入できない高さ(最低1.5m以上)の柵を設置。地中にも柵を埋めて掘り返しを防ぐ
- 隙間の封鎖:建物の隙間、通気口、配管周りなど、小動物が入り込める場所を全て塞ぐ
- 餌の管理:残飯や餌を屋外に放置しない。イノシシやネズミを誘引する原因になる
- 照明・音:夜間に照明や音響装置を設置し、イノシシの接近を防ぐ
- 防護ネット:庭や飼育小屋の周囲にネットを張り、物理的に侵入を阻止
また、ネズミやハエなどの小動物もウイルスを媒介する可能性があるため、衛生管理と害虫駆除も怠らないようにしましょう。
飼育スペースは常に清潔に保ち、糞尿は速やかに処理してください。
生肉・残飯は絶対に与えない|加熱済みフードを徹底
食事からの感染を防ぐため、生肉や未加熱の食品は絶対にマイクロブタに与えてはいけません。
特に豚肉や猪肉、それらを含む残飯は、CSFウイルスに汚染されている可能性があります。
安全な餌の与え方:
- 市販のペレットフード:マイクロブタ専用または豚用の配合飼料を使用
- 野菜・果物:よく洗い、可能であれば加熱してから与える
- 加熱調理:人間の食べ残しを与える場合は、必ず十分に加熱(70℃以上、数分間)
- 生肉・生魚の禁止:豚肉、猪肉、その他の肉類は全て加熱が必須
また、外出先で拾い食いをしないよう、散歩中は目を離さないことも重要です。
イノシシの糞や、イノシシが食べた植物にもウイルスが付着している可能性があるため、地面のものを口にしないよう注意してください。
他の豚との接触機会を最小限にする
マイクロブタ同士の交流イベントや、他の飼育者との接触は楽しいものですが、感染リスクの観点からは慎重な判断が必要です。
接触機会を減らすための対策:
- オフ会・イベントの参加は慎重に:参加する場合は、主催者が衛生管理を徹底しているか確認。参加豚の健康状態チェックが行われているか確認
- 他の豚との直接接触を避ける:鼻と鼻を近づける挨拶、餌の共有、同じ水飲み場の使用は避ける
- ペットカフェ利用時の注意:mipig cafeでは、『2日以内に豚舎、養豚場、他のペットのブタさんがいるカフェへ入った方』の入店を制限しており、感染予防策が取られています
- 新しいマイクロブタを迎える場合:最低2週間は隔離し、健康状態を観察してから既存の豚と接触させる
また、豚舎や養豚場への立ち入りは極力避け、やむを得ず訪問する場合は前述の消毒を徹底してください。
「豚熱かも?」と思ったときの対処法と連絡先

マイクロブタに異変を感じたとき、迅速かつ適切な対応が求められます。
豚熱は法定伝染病であり、感染が疑われる場合は法律で届出が義務付けられています。
ここでは、感染を疑うべき症状と、具体的な連絡手順を解説します。
豚熱を疑うべき症状チェックリスト
以下の症状が見られた場合、豚熱の可能性を考えて速やかに対応してください:
- ✅ 40℃以上の高熱が2日以上続く
- ✅ 食欲が急激に低下し、全く餌を食べない
- ✅ 元気がなく、横になったまま動かない
- ✅ 目やにが多く、結膜が充血している
- ✅ 耳・腹部・四肢に紫色の斑点(チアノーゼ)が現れる
- ✅ 呼吸が荒い、咳をする、呼吸困難の様子がある
- ✅ 痙攣、ふらつき、後肢の麻痺などの神経症状
- ✅ 下痢や嘔吐が続く
特に注意すべき組み合わせ:
『高熱 + 食欲不振 + 皮膚の変色』が同時に見られる場合は、豚熱の可能性が非常に高いです。
また、野生イノシシとの接触歴がある、または発生地域に住んでいる場合は、より慎重な判断が必要です。
上記のチェックリストに複数当てはまる場合は、すぐに次のステップに進んでください。
連絡すべき場所と伝えるべき情報【テンプレート付き】
豚熱が疑われる場合、まず連絡すべきは『家畜保健衛生所』です。
動物病院に直接連れて行く前に、必ず家畜保健衛生所に連絡し、指示を仰いでください。
連絡先:
- 都道府県の家畜保健衛生所:『(都道府県名) 家畜保健衛生所』で検索すると電話番号が見つかります
- 農林水産省の相談窓口:各都道府県の畜産担当部署
- かかりつけの動物病院:豚熱対応可能な病院であれば相談可能(ただし事前連絡必須)
連絡時に伝えるべき情報(テンプレート):
『マイクロブタの飼い主です。豚熱の疑いがあるため連絡しました。以下の情報をお伝えします。
①飼い主の氏名・住所・電話番号:〇〇
②マイクロブタの頭数:〇頭
③症状:高熱(〇℃)、食欲不振、皮膚の変色など
④症状の発現日時:〇月〇日〇時頃から
⑤最近の行動歴:散歩の場所、他の豚との接触、旅行の有無など
⑥居住地域:〇〇県〇〇市〇〇町
⑦その他:野生イノシシの目撃情報などがあれば伝える』
家畜保健衛生所の担当者が、症状の詳細を聞き取り、必要に応じて現地調査や検査の手配を行います。
指示があるまで、マイクロブタを移動させたり、他の動物と接触させたりしないでください。
感染確定時の法的措置|殺処分の可能性について
最も辛い事実ですが、豚熱と診断された場合、家畜伝染病予防法に基づき、マイクロブタは殺処分されます。
これは、感染拡大を防ぐための法的措置であり、飼い主の意思では変えることができません。
法的措置の流れ:
- 検査:家畜保健衛生所が血液検査やPCR検査を実施
- 診断確定:豚熱陽性と判定された場合、都道府県知事が『患畜』として認定
- 殺処分命令:法律に基づき、24時間以内に殺処分が実施される
- 埋却・消毒:死体は適切に処理され、飼育スペースは徹底的に消毒される
- 移動制限:周辺地域の豚・イノシシの移動が一定期間制限される
また、感染が確認された場合、飼い主には手当金(補償金)が支払われますが、愛するペットを失う悲しみは計り知れません。
だからこそ、日頃からの予防が何よりも重要なのです。
絶対にやってはいけないNG行動3つ
豚熱が疑われる状況で、以下の行動は絶対に避けてください:
- NG①:無断で動物病院に連れて行く
事前連絡なしに動物病院を訪れると、待合室で他の動物や人にウイルスを拡散させる恐れがあります。必ず事前に電話連絡し、指示を仰いでください。 - NG②:他の豚飼育者に相談してから連絡する
SNSやコミュニティで相談している間に、感染が拡大する可能性があります。まず家畜保健衛生所に連絡し、専門家の指示を受けてください。 - NG③:症状を隠して様子を見る
『大したことないかも』と自己判断で放置すると、手遅れになるだけでなく、他の豚への感染源となります。疑わしい症状があれば、すぐに連絡してください。
また、感染が疑われる場合、マイクロブタを外に連れ出したり、他の場所に移動させたりすることも厳禁です。
冷静に、しかし迅速に対応することが、被害を最小限に抑える鍵となります。
これからマイクロブタを飼う人へ|購入前に確認すべき豚熱リスク

マイクロブタを家族に迎える前に、豚熱のリスクを十分に理解し、対策を講じる覚悟が必要です。
ここでは、購入前に確認すべきポイントを解説します。
信頼できるブリーダーを見極める3つのポイント
健康なマイクロブタを迎えるには、信頼できるブリーダー選びが第一歩です。
見極めるポイント:
- ①衛生管理の徹底:飼育施設が清潔に保たれているか、野生動物の侵入対策がされているか、訪問者への消毒を求めているか
- ②健康診断・ワクチン接種の記録:豚熱ワクチン(接種可能地域の場合)、豚丹毒、日本脳炎などのワクチン接種記録があるか。健康診断書を提供してくれるか
- ③豚熱に関する知識と説明:豚熱のリスク、予防策、緊急時の対応について詳しく説明してくれるか。曖昧な回答や『心配ない』と安易に言うブリーダーは避ける
また、購入前に飼育施設を実際に見学し、親豚や他の豚の健康状態を確認することが重要です。
信頼できるブリーダーは、質問に丁寧に答え、飼育環境を隠さず見せてくれるはずです。
ペット保険は豚熱をカバーする?【要事前確認】
マイクロブタ向けのペット保険はまだ少なく、豚熱を含む法定伝染病は補償対象外となるケースがほとんどです。
保険加入を検討する場合は、以下の点を事前に確認してください:
- 補償対象の疾病:豚熱、豚丹毒、日本脳炎などが含まれるか
- 法定伝染病の扱い:殺処分が必要な疾病は補償されないことが多い
- ワクチン接種の義務:保険適用の条件として、ワクチン接種が求められる場合がある
- 診療可能な動物病院:マイクロブタを診療できる病院が保険ネットワークに含まれているか
現状では、豚熱のリスクに対しては保険よりも予防策の徹底が最も重要です。
保険に頼るのではなく、日々の衛生管理と飼育環境の整備に投資することをおすすめします。
マイクロブタと豚熱に関するよくある質問

ここでは、マイクロブタ飼い主からよく寄せられる疑問に、簡潔に回答します。
Q. マイクロブタと一緒に寝ても大丈夫?
**A:** 豚熱は人間に感染しないため、感染リスクの観点からは問題ありません。
ただし、マイクロブタは人間の風邪やインフルエンザに感染する可能性があるため、飼い主が体調不良の時は密接な接触を避けるべきです。
mipig cafeでも、『体調の優れない方(ブタさんは人間の風邪やインフルエンザがうつることがあります)』の入店を制限しています。
また、外出後はシャワーを浴び、清潔な状態で接することで、ウイルスの持ち込みリスクを減らせます。
Q. マンション飼育なら豚熱の心配はない?
**A:** マンションやアパートなど、野生イノシシが侵入しにくい環境では感染リスクは低くなりますが、ゼロではありません。
理由は以下の通りです:
- 飼い主が外出先でウイルスを持ち帰る可能性
- ベランダや共用部分にネズミなどの小動物が侵入し、媒介する可能性
- 散歩時に屋外で感染リスクにさらされる
マンション飼育でも、外出後の消毒、散歩ルートの選定、餌の管理などの基本的な予防策は必須です。
Q. 豚熱が発生していない地域でも予防は必要?
**A:** はい、どの地域でも予防策は必要です。
豚熱は野生イノシシを介して広範囲に拡大しており、『今は発生していない』地域でも、いつ感染イノシシが侵入してくるかわかりません。
また、旅行や引っ越しで発生地域を訪れた際にウイルスを持ち帰る可能性もあります。
予防策は『保険』のようなものであり、日常的に実践することで、万が一の事態に備えることができます。
『うちの地域は大丈夫』と油断せず、常に最新の発生状況をチェックし、予防を継続してください。
まとめ|マイクロブタを豚熱から守るために今日からできること

マイクロブタは豚熱に感染するリスクがあり、感染すれば命を失う可能性が非常に高い病気です。
しかし、正しい知識と日々の予防策によって、そのリスクを大幅に減らすことができます。
最後に、今日からすぐに実践できる行動をまとめます:
- お住まいの都道府県の豚熱発生状況を確認する:家畜保健衛生所のウェブサイトで最新情報をチェック
- 散歩ルートを見直す:山林・草むら・河川敷を避け、安全な場所を選ぶ
- 外出後の消毒習慣を身につける:靴底・衣類・手の消毒を徹底する
- 飼育スペースの防御を強化する:野生動物の侵入を防ぐ柵やネットを設置
- 生肉・残飯を与えない:加熱済みフードのみを与える
- 異変を感じたらすぐに連絡する:家畜保健衛生所の連絡先を控えておく
愛するマイクロブタと長く幸せに暮らすために、豚熱予防を生活の一部として取り入れてください。
予防は面倒に感じるかもしれませんが、大切な家族を守るための最も確実な方法です。
今日から、できることを一つずつ実践していきましょう。


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