マイクロブタを飼いたいけれど、『抜け毛は多いの?』『掃除が大変?』と心配していませんか?実は、マイクロブタの抜け毛は犬や猫と比べて少なめで、毛質も舞い散りにくい特徴があります。ただし年2回の換毛期には一時的に抜け毛が増えるため、正しいケアが必要です。この記事では、マイクロブタの抜け毛の実態から換毛期の対策、ブラッシング方法、おすすめグッズまで徹底解説します。
マイクロブタに抜け毛はある?量と毛質の特徴

マイクロブタを飼う前に最も気になるのが抜け毛の問題です。
結論から言うと、マイクロブタには抜け毛がありますが、犬や猫と比較すると圧倒的に少なく、日常的な掃除の負担は軽いと言えます。
ここではマイクロブタの抜け毛量と毛質の特徴について、他のペットとの比較も交えて詳しく解説します。
結論:抜け毛はあるが犬猫より少なめ
マイクロブタには抜け毛がありますが、犬や猫と比べると毛量自体が少なく、換毛期以外はほとんど抜けません。
犬や猫は全身にふわふわとした密度の高い被毛が生えているため、日常的に大量の抜け毛が発生します。
一方、マイクロブタは硬くて太い毛がまばらに生えているだけなので、換毛期以外は一緒に寝ても問題ないレベルです。
参考:pignic blog – マイクロブタのトリミングとお手入れ
実際の飼い主の声でも、『換毛期以外は掃除がとても楽』『毎日コロコロをかける必要がない』といった意見が多く見られます。
犬・猫との抜け毛量を比較【表で解説】
マイクロブタと犬・猫の抜け毛量を比較すると、以下のような違いがあります。
| ペットの種類 | 通常時の抜け毛量 | 換毛期の抜け毛量 | 掃除頻度の目安 |
|---|---|---|---|
| マイクロブタ | ほぼなし | 中程度(年2回) | 週1〜2回 |
| 犬(短毛種) | 少〜中 | 多 | 毎日 |
| 犬(長毛種) | 中〜多 | 非常に多 | 1日2回以上 |
| 猫(短毛種) | 中 | 多 | 毎日 |
| 猫(長毛種) | 多 | 非常に多 | 1日2回以上 |
このように、マイクロブタは通常時の抜け毛がほぼゼロに近いため、日常的な掃除の手間が圧倒的に少ないのが特徴です。
犬や猫の場合、毎日のブラッシングや掃除機がけが必須ですが、マイクロブタなら週に1〜2回程度で十分です。
剛毛で短い毛質だから舞い散りにくい
マイクロブタの毛質は硬くて太い剛毛で、長さも短いのが特徴です。
犬や猫の柔らかくふわふわした毛は空気中に舞い上がりやすく、家具の隙間や衣類に付着しやすいという問題があります。
一方、マイクロブタの毛は重みがあるため床に落ちやすく、空中に舞い散りにくいという利点があります。
このため、掃除機やコロコロで簡単に掃除ができ、衣類に付着する心配も少ないのです。
また、毛がまばらに生えているため、ペットアレルギーを持つ人にも比較的飼いやすいとされています。
マイクロブタの換毛期はいつ?時期と抜け毛量の変化

マイクロブタには年に数回、抜け毛が増える『換毛期』があります。
換毛期を知っておくことで、事前に対策を準備でき、驚くこともありません。
ここでは換毛期の時期、抜け毛量の変化、室内飼育での注意点について解説します。
換毛期は春(3〜5月)と秋(9〜11月)の年2回
マイクロブタの換毛期は春(3〜5月)と秋(9〜11月)の年2回訪れます。
春の換毛期は、冬の寒さに備えて蓄えた厚い毛が抜け落ち、夏に向けて涼しく過ごせる薄い被毛に生え変わる時期です。
秋の換毛期は、夏の薄い毛が抜けて、冬の寒さに備えた厚い被毛に生え変わります。
特に春の換毛期(3〜5月)は抜け毛量が多い傾向にあり、『床が黒く染まる』と表現する飼い主もいるほどです。

換毛期は数週間〜1ヶ月程度続くため、この期間は通常よりもこまめな掃除とブラッシングが必要になります。
換毛期の抜け毛量はどのくらい増える?
換毛期の抜け毛量は、通常時と比べて数十倍に増加します。
通常時はほとんど抜けないマイクロブタですが、換毛期になると『背中を軽く撫でるだけで面白いくらい毛が抜ける』状態になります。

具体的には以下のような変化が見られます。
- 太くてしっかりした毛がバラバラ抜ける
- 背中の長めの毛もハラハラ落ちる
- 抜けた毛が枝毛状態になっていることも
- コロコロが手放せなくなる
- 毎日掃除しても床に毛が目立つ
ただし、犬や猫の換毛期と比べると、毛が舞い散らないため掃除はしやすい傾向にあります。
換毛期が終われば元の『ほぼ抜けない』状態に戻るので、一時的な現象として対応しましょう。
室内飼いだと換毛期がずれることも
室内飼育のマイクロブタは、エアコンなどで温度管理された環境で暮らすため、自然な季節変化を感じにくくなります。
その結果、換毛期の時期がずれたり、毛が抜けない個体も存在します。
参考:mipig owners – ブタさんの換毛期について

具体的には以下のようなケースがあります。
- 春や秋以外の時期に換毛期が来る
- 換毛期が年1回しか来ない
- ほとんど毛が抜けない個体もいる
- 換毛期が長期化することがある
室内飼いの場合、個体差が大きいため、『春と秋に必ず換毛期が来る』とは限りません。
自分の飼っているマイクロブタの換毛期パターンを観察し、それに合わせたケアを行うことが大切です。
換毛期以外の抜け毛は要注意|正常と異常の見分け方

換毛期以外の時期に大量の抜け毛が見られる場合、病気やストレスのサインかもしれません。
正常な抜け毛と異常な脱毛を見分けることで、早期に獣医師に相談できます。
ここでは正常・異常な抜け毛の特徴と、受診が必要な症状について解説します。
正常な抜け毛の特徴
正常な抜け毛には以下のような特徴があります。
- 換毛期(春・秋)に集中して抜ける
- 全身からまんべんなく抜ける
- 皮膚に赤みや炎症がない
- かゆがる様子がない
- 食欲や元気があり、通常通り活動している
- 新しい毛が生えてきている
これらの条件を満たしていれば、自然な換毛期による抜け毛なので心配ありません。
換毛期は数週間〜1ヶ月程度で終わり、その後は抜け毛が落ち着きます。
日頃からマイクロブタの様子をよく観察し、正常な状態を把握しておくことが大切です。
病気のサインかも?異常な脱毛の5つの特徴
以下のような症状が見られる場合、病気やストレスによる異常な脱毛の可能性があります。
- 特定の部位だけ円形に毛が抜ける(ダニ、真菌感染、皮膚病の可能性)
- 皮膚が赤い、フケが多い、かさぶたがある(皮膚炎、アレルギーの可能性)
- 激しくかゆがる、引っ掻く(ダニ、アレルギー、皮膚病の可能性)
- 換毛期以外の時期に大量に抜ける(ストレス、栄養不足、病気の可能性)
- 脱毛部分の皮膚がただれている、出血している(細菌感染、外傷の可能性)
参考:mipig owners – ブタさんの換毛期について
これらの症状が見られた場合は、自己判断せず早めに獣医師に相談しましょう。
特にダニや皮膚病は放置すると悪化するため、早期発見・早期治療が重要です。
こんな症状があれば獣医へ【チェックリスト】
以下のチェックリストに当てはまる項目が1つでもあれば、動物病院を受診してください。
- □ 円形脱毛や局所的な脱毛がある
- □ 皮膚が赤い、腫れている、かさぶたがある
- □ 激しくかゆがる、頻繁に引っ掻く
- □ 脱毛部分から出血や膿が出ている
- □ 換毛期でないのに大量に毛が抜ける
- □ 食欲が落ちている、元気がない
- □ フケが大量に出ている
- □ 皮膚の一部が黒ずんでいる、硬くなっている
- □ 体重が急激に減少している
マイクロブタを診察できる動物病院は限られているため、事前に対応可能な病院を調べておくことをおすすめします。
受診時には、症状が出始めた時期、抜け毛の量、食事内容、生活環境の変化などを伝えると診断がスムーズです。
マイクロブタの抜け毛対策|5つの基本ケア

マイクロブタの抜け毛を管理するには、日頃からの適切なケアが重要です。
ここでは、ブラッシング、シャンプー、食事、掃除など、抜け毛対策の基本となる5つのケア方法を解説します。
①ブラッシングの頻度は通常時と換毛期で変える
ブラッシングの頻度は、通常時と換毛期で変えるのがポイントです。
【通常時のブラッシング頻度】
- 週1〜2回程度
- スキンシップを兼ねて軽く行う
- 皮膚の健康チェックも同時に行う
通常時はほとんど毛が抜けないため、頻繁なブラッシングは不要です。
【換毛期のブラッシング頻度】
- 毎日1回
- 抜けかけた毛を積極的に除去
- 室内への毛の飛散を最小限に抑える
換毛期は毎日ブラッシングすることで、抜け毛を先に取り除き、室内の掃除が楽になります。
また、ブラッシングは血行促進やスキンシップ効果もあるため、マイクロブタとの信頼関係を深める良い機会にもなります。
②正しいブラッシングのやり方【5ステップ】
効果的なブラッシングの手順を5ステップで解説します。
- リラックスさせる:おやつを使って落ち着いた状態にする
- 優しく声をかける:『いい子だね』と声をかけながら撫でて安心させる
- 背中から優しくブラッシング:ラバーブラシで背中→お腹→足の順に毛の流れに沿ってブラッシング
- 抜け毛を取り除く:手やブラシについた抜け毛をこまめに取る
- 仕上げに獣毛ブラシでツヤ出し:最後に獣毛ブラシで優しくブラッシングして毛並みを整える
【ブラッシング時の注意点】
- 力を入れすぎない(マイクロブタの皮膚は厚いが、強くこすると嫌がる)
- 嫌がる場所は無理に触らない
- 短時間で終わらせる(5〜10分程度)
- 終わったらおやつで褒める
ブラッシングを習慣化することで、マイクロブタも慣れて嫌がらなくなります。
③シャンプーは月1〜2回まで|洗いすぎに注意
マイクロブタのシャンプー頻度は月1〜2回までが目安です。
洗いすぎると皮膚の保護に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥肌やフケ、かゆみの原因になります。
【シャンプーの正しい手順】
- ぬるま湯(38〜40℃)で全身を濡らす
- 豚専用またはペット用低刺激シャンプーを泡立てて洗う
- 背中→お腹→足の順に優しく洗う
- シャンプーが残らないようしっかりすすぐ
- タオルで水気を拭き取り、ドライヤーで完全に乾かす
参考:pignic blog – マイクロブタのトリミングとお手入れ
換毛期は抜け毛が多いため、シャンプー時にタワシを使って優しく洗うと、抜けかけた毛を効率的に除去できます。

ただし、タワシは皮膚を傷つけないよう、柔らかいタイプを選び、力を入れすぎないよう注意しましょう。
④食事で内側からケア|被毛に良い栄養素
健康な被毛を維持するには、内側からのケアも重要です。
以下の栄養素を含む食事を与えることで、被毛の健康と抜け毛の改善に役立ちます。
- タンパク質:毛の主成分。良質なタンパク質を含む専用フード
- オメガ3脂肪酸:被毛のツヤと皮膚の健康を保つ。魚油、亜麻仁油など
- ビタミンE:抗酸化作用で皮膚を健康に保つ。かぼちゃ、ほうれん草など
- ビタミンB群:毛の成長を促進。豚専用フードに含まれる
- 亜鉛:毛の成長と皮膚の修復をサポート
【食事の注意点】
- マイクロブタ専用フードを基本とする
- 人間の食べ物は与えない(塩分・糖分が多い)
- 野菜や果物はおやつ程度に少量
- サプリメントは獣医師と相談してから
栄養バランスの取れた食事を続けることで、健康な被毛と皮膚を維持できます。
⑤室内の抜け毛掃除を楽にするコツ
マイクロブタの抜け毛は床に落ちやすいため、掃除は比較的楽ですが、換毛期は工夫が必要です。
【効率的な掃除方法】
- コロコロ(粘着クリーナー):床やソファの抜け毛を手軽に除去
- ロボット掃除機:毎日自動で掃除してくれるので換毛期に便利
- 掃除機:週1〜2回、床全体を掃除
- ウェットシート:フローリングの抜け毛をまとめて拭き取る
【抜け毛を減らす工夫】
- マイクロブタの居住スペースを限定する(フローリングの部屋など掃除しやすい場所)
- カーペットやラグは洗濯しやすいものを選ぶ
- ソファにはカバーをかけて抜け毛を防ぐ
- 換毛期は毎日ブラッシングして抜け毛を先に取る
これらの工夫で、換毛期でも掃除の手間を最小限にできます。
ブラッシングを嫌がるマイクロブタへの対処法

マイクロブタの中にはブラッシングを嫌がる子もいます。
嫌がる理由を理解し、適切な対処法を取ることで、少しずつ慣れさせることができます。
ここでは嫌がる原因と慣れさせる方法について解説します。
嫌がる原因を見極める
マイクロブタがブラッシングを嫌がる主な原因は以下の通りです。
- ブラシの感触が苦手:硬いブラシや痛いブラシを使っている
- 過去に痛い経験がある:強く引っ張られたり、皮膚を傷つけられたことがある
- 触られるのが嫌な場所がある:お腹や足先など敏感な部位を触られるのが苦手
- ブラッシング自体に慣れていない:子ブタの頃から習慣化されていない
- その時の気分:眠い、お腹が空いている、遊びたいなど
嫌がる理由を見極めることで、適切な対処法を選ぶことができます。
無理に続けると、ブラッシング自体がトラウマになる可能性があるため、焦らず少しずつ慣れさせましょう。
慣れさせるための3つのステップ
ブラッシングを嫌がるマイクロブタには、以下の3ステップで少しずつ慣れさせます。
【ステップ1:手で撫でることから始める】
- まずはブラシを使わず、手で優しく撫でる
- おやつを与えながら『撫でられる=良いこと』と学習させる
- 背中や頭など、触られても平気な場所から始める
【ステップ2:ブラシを見せて慣れさせる】
- ブラシを見せておやつを与える
- ブラシで軽く体を触る(ブラッシングはまだしない)
- 嫌がらなければ褒めておやつを与える
【ステップ3:短時間のブラッシングから始める】
- 最初は10〜20秒程度の短時間から始める
- 嫌がる前に終わらせておやつで褒める
- 慣れてきたら少しずつ時間を延ばす
この方法で、数週間〜数ヶ月かけて徐々に慣れさせることができます。
焦らず、マイクロブタのペースに合わせることが大切です。
グルーミンググローブを活用する
ブラシをどうしても嫌がる場合は、グルーミンググローブが効果的です。
グルーミンググローブは、手袋型のブラシで、『撫でる』感覚でブラッシングができます。
【グルーミンググローブのメリット】
- 撫でるだけで抜け毛が取れる
- ブラシよりも優しい感触
- マイクロブタが嫌がりにくい
- スキンシップを兼ねられる
- 価格が安い(1,000〜2,000円程度)
グルーミンググローブを使えば、ブラシ嫌いの子でもストレスなく抜け毛ケアができます。
換毛期にも活躍するアイテムなので、1つ持っておくと便利です。
マイクロブタの抜け毛ケアでやってはいけないNG行動

抜け毛ケアで間違った方法を取ると、皮膚を傷つけたり、マイクロブタとの信頼関係を損なう可能性があります。
ここでは、絶対にやってはいけないNG行動を3つ紹介します。
スリッカーブラシで強くこする
スリッカーブラシは細い針金状のピンが密集したブラシで、犬や猫の抜け毛除去によく使われます。
しかし、マイクロブタには使用を避けるべきです。
【スリッカーブラシがNGな理由】
- 針金が皮膚を傷つける可能性がある
- 強くこすると皮膚炎の原因になる
- マイクロブタが痛がってブラッシングを嫌いになる
- マイクロブタの毛質には合わない(硬い剛毛には不向き)
マイクロブタには、ラバーブラシや獣毛ブラシ、グルーミンググローブなど、皮膚に優しいブラシを選びましょう。
毎日シャンプーする
『抜け毛が多いから毎日シャンプーしよう』は絶対にNGです。
頻繁なシャンプーは、皮膚の保護に必要な皮脂を過剰に落とし、乾燥肌やフケ、かゆみを引き起こします。
【シャンプーのしすぎが引き起こす問題】
- 乾燥肌になり、かゆみが出る
- フケが大量に発生する
- 皮膚のバリア機能が低下し、皮膚病のリスクが高まる
- 抜け毛がかえって増える
シャンプーは月1〜2回までに抑え、換毛期でも週1回程度にとどめましょう。
抜け毛対策は、シャンプーよりもブラッシングの方が効果的です。
抜け毛を長期間放置する
換毛期の抜け毛を放置すると、以下のような問題が発生します。
- 抜けかけた毛が絡まる:皮膚に張り付いた状態になり、通気性が悪化
- 皮膚トラブルのリスク:蒸れて雑菌が繁殖しやすくなる
- ダニの温床になる:抜け毛の中にダニが潜みやすい
- 不衛生な環境:室内に抜け毛が散乱し、アレルゲンが増加
換毛期は特に、毎日ブラッシングして抜けかけた毛を除去することが大切です。
放置せず、こまめにケアすることで、マイクロブタの健康と室内環境の両方を守れます。
マイクロブタにおすすめのブラシ3選

マイクロブタの抜け毛ケアには、適切なブラシ選びが重要です。
ここでは、ブラシ選びのポイントと、おすすめのブラシ3種類を紹介します。
ブラシ選びの3つのポイント
マイクロブタ用のブラシを選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 皮膚を傷つけない素材:柔らかいラバーや獣毛など、皮膚に優しい素材を選ぶ
- 抜け毛がしっかり取れる:ラバーブラシやグルーミンググローブなど、抜け毛除去力が高いもの
- マイクロブタが嫌がらない:硬すぎず、痛くないブラシを選ぶ
これらの条件を満たすブラシを使うことで、効果的かつストレスフリーなブラッシングができます。
ラバーブラシ|抜け毛除去の主力アイテム
ラバーブラシは、柔らかいゴム製の突起で抜け毛を絡め取るブラシです。
【ラバーブラシのメリット】
- 抜け毛除去力が高い
- 皮膚を傷つけにくい
- マッサージ効果で血行促進
- 水洗いできて清潔
- 価格が手頃(500〜1,500円程度)
【使い方】
- 毛の流れに沿って優しくブラッシング
- 背中→お腹→足の順に行う
- 換毛期は毎日、通常時は週1〜2回
ラバーブラシは換毛期の抜け毛除去に最適で、1本持っておくと便利です。
獣毛ブラシ|仕上げ用でツヤを出す
獣毛ブラシは、豚毛や馬毛などの天然毛を使ったブラシです。
【獣毛ブラシのメリット】
- 毛並みを整えてツヤを出す
- 静電気が起きにくい
- 皮膚に優しい
- 仕上げに使うと美しい毛並みになる
【使い方】
- ラバーブラシで抜け毛を除去した後に使う
- 毛の流れに沿って優しくブラッシング
- ツヤ出し効果でピカピカの毛並みに
獣毛ブラシは仕上げ用として使い、ラバーブラシと組み合わせると効果的です。
グルーミンググローブ|ブラシ嫌いの子に最適
グルーミンググローブは、手袋型のブラシで、撫でるだけで抜け毛が取れます。
【グルーミンググローブのメリット】
- ブラシ嫌いの子でも受け入れやすい
- 撫でる感覚でブラッシングできる
- スキンシップを兼ねられる
- 抜け毛がしっかり取れる
- 価格が安い(1,000〜2,000円程度)
【使い方】
- グローブを手にはめて、撫でるようにブラッシング
- おやつを与えながら行うと慣れやすい
- 短時間から始めて徐々に慣れさせる
グルーミンググローブは、ブラシを嫌がる子に最適で、初心者にもおすすめです。
マイクロブタの抜け毛とアレルギーの関係

マイクロブタは『抜け毛が少ないからアレルギーになりにくい』と言われますが、実際はどうなのでしょうか?
ここでは、マイクロブタとアレルギーの関係、対策について解説します。
毛よりもフケ・皮脂がアレルゲンになりやすい
ペットアレルギーの主な原因は、毛そのものではなく、フケ(皮膚の角質)や皮脂、唾液に含まれるタンパク質です。
マイクロブタは抜け毛が少ないため、犬や猫と比べてアレルゲンの飛散量は少ない傾向にあります。
参考:東京コミュニケーションアート専門学校 – マイクロブタの特徴
ただし、完全にアレルギーフリーというわけではありません。
【マイクロブタのアレルゲン】
- フケ(皮膚の角質)
- 皮脂
- 唾液
- 尿
特にフケと皮脂は、空気中に舞いやすく、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
アレルギー持ちの家族がいる場合の対策
家族にアレルギー体質の人がいる場合は、以下の対策を取りましょう。
【アレルギー対策】
- 定期的なブラッシング:フケや抜け毛を除去し、アレルゲンを減らす
- 月1〜2回のシャンプー:皮脂やフケを洗い流す
- こまめな掃除:床や家具を毎日掃除し、アレルゲンを除去
- 空気清浄機の使用:HEPAフィルター搭載の空気清浄機でアレルゲンを除去
- マイクロブタの居住スペースを限定:寝室など長時間過ごす場所には入れない
- 飼う前にアレルギーテストを受ける:実際にマイクロブタと触れ合って症状が出るか確認
これらの対策を取ることで、アレルギー症状を軽減できます。
ただし、重度のアレルギー体質の人は、飼育前に必ず医師に相談してください。
マイクロブタの抜け毛に関するよくある質問

マイクロブタの抜け毛に関して、飼い主からよく寄せられる質問をまとめました。
Q. マイクロブタは毛が抜けない品種もいる?
A: マイクロブタに『毛が抜けない品種』は存在しません。すべてのマイクロブタには換毛期があり、年1〜2回は抜け毛が発生します。ただし、室内飼いで温度管理された環境では、換毛期がずれたり、ほとんど毛が抜けない個体もいます。個体差が大きいため、『絶対に抜けない』とは言えません。
Q. 子ブタと成ブタで抜け毛の量は違う?
A: 子ブタは毛が柔らかく、抜け毛も少ない傾向にあります。成長するにつれて毛が太く硬くなり、換毛期の抜け毛量も増えます。一般的に、成ブタの方が換毛期の抜け毛量が多いです。また、成ブタは体が大きくなるため、同じ換毛期でも抜け毛の総量が増えます。
Q. 抜け毛がひどいのは病気のサイン?
A: 換毛期以外の時期に大量の抜け毛がある場合、病気やストレスの可能性があります。特に、円形脱毛、皮膚の赤み、かゆがる、食欲低下などの症状がある場合は、早めに獣医師に相談してください。ダニ、皮膚病、栄養不足、ストレスなどが原因の可能性があります。
Q. 犬猫用のブラシを使っても大丈夫?
A: 犬猫用のブラシでも、ラバーブラシや獣毛ブラシなど皮膚に優しいタイプなら使用可能です。ただし、スリッカーブラシなど針金状のピンがあるブラシは避けてください。マイクロブタの皮膚を傷つける可能性があります。専用品がなければ、犬猫用のラバーブラシやグルーミンググローブで代用できます。
まとめ|マイクロブタの抜け毛は正しいケアで問題なし
マイクロブタの抜け毛について、重要なポイントをまとめます。
- 抜け毛は犬猫より少ない:通常時はほぼ抜けず、換毛期(春・秋)のみ増加
- 剛毛で舞い散りにくい:硬くて短い毛質のため掃除が楽
- 換毛期は毎日ブラッシング:ラバーブラシやグルーミンググローブで抜け毛を除去
- シャンプーは月1〜2回まで:洗いすぎは皮膚トラブルの原因
- 異常な脱毛は早めに受診:円形脱毛、かゆみ、皮膚の赤みがあれば獣医師へ
マイクロブタの抜け毛は、正しいケアと適切なブラシ選びで十分管理できます。
換毛期は一時的に抜け毛が増えますが、犬や猫と比べれば掃除の手間は少なく、室内飼育でも問題ありません。
日頃からブラッシングや健康チェックを習慣化し、マイクロブタとの快適な生活を楽しみましょう。


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