マイクロブタのよだれが気になる飼い主必見!原因・見分け方・ケア方法を徹底解説

マイクロブタのよだれが気になる飼い主必見!原因・見分け方・ケア方法を徹底解説

マイクロブタを飼っていると、『うちの子、よだれが多い気がする…これって病気?』と心配になることがありますよね。特に食事前や興奮したときに口の周りから泡状のよだれが出てくると、初めて見る方は驚くかもしれません。でも実は、マイクロブタのよだれは多くの場合、正常な生理現象なんです。この記事では、よだれの原因から危険なサインの見分け方、日常的なケア方法まで、飼い主さんが知っておくべき情報を徹底的に解説します。

目次

マイクロブタのよだれは病気?結論から言うと基本的に心配不要

マイクロブタのよだれは病気?結論から言うと基本的に心配不要

結論から申し上げると、マイクロブタのよだれは多くの場合、正常な生理現象であり、過度に心配する必要はありません。

ブタは人間と同様に唾液腺が発達しており、食べ物の匂いを嗅いだり、興奮したり、暑さを感じたりすると、よだれの分泌が活発になります。

特にマイクロブタは食欲旺盛で、食事の時間が近づくと条件反射的によだれを垂らすことがよくあります。

飼い主さんの多くが経験する『おやつを見せた瞬間に口の両端から泡状のよだれが出てくる』という現象は、まさに健康な証拠なのです。

ただし、よだれの状態や他の症状との組み合わせによっては、病気のサインである可能性もあります。

そのため、正常なよだれと異常なよだれを見分ける知識を持っておくことが大切です。

正常なよだれの特徴

健康なマイクロブタのよだれには、以下のような特徴があります。

  • :透明〜やや白っぽい(泡状の場合は白く見える)
  • 状態:サラサラしているか、泡状(ホイップクリームのような質感)
  • :食事前や興奮時に増えるが、安静時は少ない
  • 臭い:無臭か、わずかに食べ物の臭いがする程度
  • タイミング:食事前、おやつを見たとき、暑いとき、リラックス時に出る

特に泡状のよだれは、マイクロブタが口をもぐもぐと動かすこと(エアー咀嚼)によって空気が混ざり、ホイップ状になったものです。

これは興奮やストレスを感じているときによく見られる行動で、食べ物を楽しみにしているサインでもあります。

参考:マイクロブタのよだれが多い理由(ブタピッグ)

マイクロブタのよだれが多い理由】よだれを受け入れつつ快適に過ごす ...

今すぐ病院に行くべき危険サイン5つ

以下の症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診してください。

  1. よだれが黄色、緑色、茶色、血が混じっている:口腔内の感染症や内臓疾患の可能性
  2. よだれが異常に臭い(腐敗臭、アンモニア臭):歯周病、口内炎、腎臓疾患などの疑い
  3. よだれが止まらず、食欲がない・ぐったりしている:中毒や重篤な病気のサイン
  4. 口を気にして頻繁に掻く、口を開けづらそう:口腔内の異物や腫瘍の可能性
  5. 呼吸が荒い、嘔吐や下痢を伴う:全身性の病気や中毒症状

特に急によだれの量が増えた、色や臭いが変わったという場合は、何らかの異常が起きている可能性が高いです。

マイクロブタは痛みを隠す動物なので、よだれ以外の症状が出ているときは既にかなり進行していることもあります。

少しでも『いつもと違う』と感じたら、早めに獣医師に相談することをおすすめします。

マイクロブタがよだれを垂らす5つの原因

マイクロブタがよだれを垂らす5つの原因

マイクロブタがよだれを垂らす理由は様々ですが、主に以下の5つに分類されます。

それぞれの原因を理解することで、愛ブタの状態をより正確に把握できるようになります。

食べ物の匂いや食事前の興奮

マイクロブタがよだれを垂らす最も一般的な原因が、食べ物に対する期待と興奮です。

ブタは嗅覚が非常に優れており、食事の準備をする音や匂いを察知すると、条件反射的に唾液の分泌が始まります。

これはパブロフの犬と同じ原理で、『この音=ご飯がもらえる』という学習によって、食事前に自然とよだれが出るようになるのです。

特におやつを見せた瞬間や、飼い主さんが台所に立ったときに、口の両端から泡状のよだれが溢れ出すことがあります。

これは健康な食欲の表れであり、全く心配する必要はありません。

実際、多くの飼い主さんが『ご飯を待つときのよだれがすごい』と報告しています。

参考動画:#54 ご飯を待つブタのヨダレがすごすぎる…笑

54 ご飯を待つブタのヨダレがすごすぎる…笑 - YouTube

暑さによる体温調節

ブタには汗腺がほとんどないため、体温調節の手段として唾液を分泌します。

暑い時期や室温が高いとき、マイクロブタはよだれを垂らすことで口腔内を湿らせ、気化熱によって体温を下げようとするのです。

夏場や暖房が効きすぎた部屋で、口を開けてハアハアと呼吸しながらよだれを垂らしている場合は、暑さを感じているサインです。

この場合は、すぐに涼しい場所に移動させたり、室温を下げたり、冷たい水を与えたりしましょう。

マイクロブタの適温は18〜24℃程度とされており、25℃を超えると暑さを感じ始めます。

暑さによるよだれは正常な反応ですが、放置すると熱中症のリスクがあるため、環境改善が必要です。

リラックス・睡眠時の自然な分泌

マイクロブタがリラックスしているときや眠っているときにも、よだれが出ることがあります。

これは人間が寝ているときによだれを垂らすのと同じで、筋肉が弛緩して口が少し開き、唾液が自然に流れ出る現象です。

特に深い眠りについているときや、お腹いっぱいで満足してウトウトしているときによく見られます。

この場合のよだれは透明でサラサラしており、量も少なめです。

『寝ている時だけよだれが多い』という状態であれば、基本的には心配いりません。

ただし、起きているときにも口からよだれが常に垂れている、呼吸が苦しそうといった症状があれば、口腔内や呼吸器の問題を疑う必要があります。

口腔内のトラブル(歯・歯茎の問題)

歯周病、歯肉炎、口内炎、歯の異常などの口腔トラブルがあると、痛みや不快感からよだれが増えることがあります。

マイクロブタは雑食性で、食べかすが歯に残りやすく、定期的な歯磨きをしないと歯垢や歯石が溜まりやすい動物です。

口腔内トラブルの兆候には以下のようなものがあります。

  • よだれに血が混じる
  • よだれが異常に臭い(腐敗臭)
  • 口を気にして前足で掻く
  • 食べづらそうにしている、硬い食べ物を避ける
  • 歯茎が赤く腫れている、出血している

このような症状が見られる場合は、早急に動物病院で口腔内の検査を受けることをおすすめします。

歯周病は進行すると顎の骨まで溶かし、全身性の感染症につながる危険性もあります。

参考:看護師blog マイクロブタさんに会ってきました(習志野市動物病院)

病気のサイン(感染症・中毒など)

よだれが病気の初期症状として現れることもあります。

特に注意すべき病気には以下のようなものがあります。

  • 感染症:口蹄疫、豚丹毒など(マイクロブタでは稀だが注意が必要)
  • 中毒:有害植物、洗剤、人間の薬などの誤飲
  • 消化器疾患:胃腸炎、胃潰瘍など
  • 神経疾患:てんかん、脳炎など
  • 腎臓・肝臓疾患:尿毒症、肝不全など

これらの病気では、よだれ以外にも食欲不振、嘔吐、下痢、発熱、ふらつき、けいれんなどの症状が伴うことが多いです。

特に中毒の場合は時間との勝負になるため、急によだれが増えた、ぐったりしている、嘔吐があるといった症状が見られたら、すぐに動物病院に連絡してください。

受診の際は、『何を食べたか』『いつから症状が出たか』『周囲に有害物質はないか』などの情報を伝えると、診断がスムーズになります。

正常なよだれと危険なよだれの見分け方

正常なよだれと危険なよだれの見分け方

よだれの状態を観察することで、健康状態をある程度判断することができます。

ここでは、色、臭い、量、他の症状という4つの観点から、正常と異常を見分けるポイントを解説します。

色と状態で判断する

よだれの色と状態は、健康状態を知る重要な指標です。

色・状態 判断 考えられる原因
透明〜白っぽい、サラサラまたは泡状 正常 食事前の興奮、暑さ、リラックス
黄色・緑色 異常 口腔内感染、胆汁の逆流、肝臓疾患
茶色・赤色(血が混じる) 異常 歯周病、口内炎、口腔内の傷、腫瘍
粘り気が強い、糸を引く 要注意 脱水、口腔内の乾燥、感染症の初期
ピンク色の泡 緊急 肺水腫、心臓疾患(呼吸困難を伴う)

泡状の白いよだれは、マイクロブタがエアー咀嚼(口をもぐもぐ動かす行動)をすることで空気が混ざり、ホイップ状になったものです。

これは興奮やストレスのサインではありますが、病気ではありません。

一方、黄色や緑色のよだれは細菌感染や内臓疾患の可能性があり、すぐに受診が必要です。

マイクロブタのよだれが多い理由】よだれを受け入れつつ快適に過ごす ...

臭いで判断する

よだれの臭いも重要な判断材料です。

  • 無臭またはわずかに食べ物の臭い:正常
  • 腐敗臭・生臭い臭い:歯周病、口内炎、歯の膿瘍の可能性
  • アンモニア臭・尿のような臭い:腎臓疾患(尿毒症)の疑い
  • 甘酸っぱい臭い:糖尿病の可能性(マイクロブタでは稀)

特に口臭がひどく、よだれも臭い場合は、口腔内の細菌繁殖が進んでいる証拠です。

歯周病は放置すると全身に細菌が回り、心臓や腎臓にダメージを与えることもあるため、早めの対処が必要です。

日頃から愛ブタの口の臭いをチェックする習慣をつけておくと、異常の早期発見につながります。

量と頻度で判断する

よだれの量と頻度も、健康状態を知る手がかりになります。

  • 食事前や興奮時のみ多い:正常
  • 一日中、常によだれが垂れている:口腔内トラブル、神経疾患、消化器疾患の可能性
  • 急に量が増えた:中毒、感染症、急性疾患の疑い
  • 安静時もよだれが止まらない:口を閉じられない、飲み込めない状態(緊急性あり)

『いつもは食事前だけなのに、今日は一日中よだれが多い』といった急な変化は、何らかの異常のサインです。

また、よだれの量があまりにも多く、床が濡れるほどになる場合や、よだれが止まらずに呼吸が苦しそうな場合は、すぐに動物病院に連絡してください。

参考:マイクロブタのヨダレ(マイクロブタのいる生活)

他の症状との組み合わせで総合判断する

よだれ単独では判断が難しい場合も、他の症状と組み合わせて観察することで、より正確な判断ができます。

よだれ + 他の症状 考えられる原因 対応
よだれ + 食欲不振 口腔内トラブル、消化器疾患 1〜2日続くなら受診
よだれ + 嘔吐・下痢 中毒、感染症、消化器疾患 すぐに受診
よだれ + 呼吸が荒い 暑さ、心臓・肺疾患 涼しい場所へ移動、改善しなければ受診
よだれ + ふらつき・けいれん 中毒、神経疾患、低血糖 緊急受診
よだれ + 口を気にする 口腔内異物、歯のトラブル 早めに受診

特に複数の異常症状が同時に出ている場合は、重篤な病気の可能性が高まります。

『よだれが多いだけだから様子見』ではなく、全身状態を総合的に観察し、少しでも『いつもと違う』と感じたら、獣医師に相談することをおすすめします。

マイクロブタは痛みを隠す習性があるため、症状が出たときには既に進行していることもあるのです。

マイクロブタのよだれケア実践ガイド

マイクロブタのよだれケア実践ガイド

マイクロブタのよだれは自然な現象ですが、放置すると皮膚トラブルや衛生面の問題につながることがあります。

ここでは、日常的に実践できるよだれケアの具体的な方法を解説します。

日常ケアの5ステップ【口周りの拭き方】

よだれによる皮膚トラブルを防ぐため、食後や就寝後には口周りを優しく拭いてあげましょう。

  1. 準備:柔らかいガーゼや濡れタオル、ペット用ウェットティッシュを用意する
  2. 声かけ:『拭くよー』と優しく声をかけ、急に触らないようにする
  3. 拭く:口の両端、顎の下、首周りを優しく拭く(ゴシゴシこすらない)
  4. 乾燥:濡れたままにせず、乾いたタオルで水分を取る
  5. ご褒美:おとなしくしていたらおやつや褒め言葉でご褒美を与える

拭くときのポイントは、皮膚をこすりすぎないこと。

マイクロブタの皮膚は意外とデリケートで、強くこすると炎症を起こすことがあります。

また、よだれが乾いて固まっている場合は、無理に剥がさず、ぬるま湯で湿らせてから優しくふやかして取りましょう。

毎日のケアを習慣化することで、マイクロブタも拭かれることに慣れ、スムーズにケアできるようになります。

ケアに使えるアイテムと選び方

よだれケアには、以下のようなアイテムが役立ちます。

  • ペット用ウェットティッシュ:ノンアルコール、無香料のものを選ぶ(アルコール入りは皮膚を乾燥させる)
  • 柔らかいガーゼ:赤ちゃん用のガーゼハンカチが適している
  • マイクロファイバータオル:吸水性が高く、優しく拭ける
  • ペット用保湿剤:よだれで皮膚が荒れやすい子には、拭いた後に保湿クリームを塗る
  • スタイ(よだれかけ):よだれが特に多い子には、食事時や寝るときにスタイを着けるのも有効

選び方のポイントは、『マイクロブタの皮膚に優しいこと』です。

人間用の製品を使う場合は、アルコールや香料、刺激の強い成分が含まれていないか必ず確認しましょう。

また、ガーゼやタオルは使い捨てではなく洗って繰り返し使えるため、経済的で環境にも優しいです。

よだれが特に多い子には、専用のスタイを着けることで、首周りの皮膚を保護できます。

参考動画:マイクロブタにスタイ(よだれかけ)をつけたら…

よだれによる皮膚トラブルの予防法

よだれが長時間付着したままだと、皮膚炎、かぶれ、湿疹などのトラブルを引き起こすことがあります。

予防のためには以下のケアが有効です。

  • こまめに拭く:食後、興奮した後、就寝後など、よだれが出た後はすぐに拭く
  • 乾燥を保つ:濡れたままにせず、しっかり乾燥させる
  • 保湿する:皮膚が乾燥しやすい子には、ペット用保湿クリームを薄く塗る
  • 皮膚の観察:赤み、かゆみ、脱毛などの兆候がないか毎日チェックする
  • 環境を清潔に:寝床やよく過ごす場所を清潔に保つ

特に顎の下や首の皮膚のシワは、よだれが溜まりやすく蒸れやすいため、重点的にケアしましょう。

もし皮膚が赤くなっている、かゆがっている、脱毛している場合は、皮膚炎の初期症状かもしれません。

早めに動物病院で診てもらい、適切な治療を受けることで悪化を防げます。

マイクロブタのよだれが多い理由】よだれを受け入れつつ快適に過ごす ...

寝床・生活環境の衛生管理のコツ

よだれは寝床やクッション、床にも付着するため、生活環境の清潔さを保つことも大切です。

  • 寝床の洗濯:週1〜2回、ブランケットやクッションカバーを洗濯する
  • 床の掃除:よだれが垂れた場所はすぐに拭き取る(ペット用の除菌スプレーを使うと効果的)
  • 消臭対策:よだれの臭いが気になる場合は、ペット用消臭剤を使う
  • 通気性を確保:湿気がこもらないよう、定期的に換気する
  • 洗える素材を選ぶ:寝床やマットは洗濯機で洗える素材を選ぶと楽

特に夏場や湿気の多い時期は、よだれが付着した場所に細菌が繁殖しやすくなります。

こまめな掃除と換気を心がけ、清潔な環境を保つことで、マイクロブタの健康を守ることができます。

また、寝床に防水シートを敷いておくと、よだれが染み込まず、掃除が楽になるのでおすすめです。

マイクロブタのよだれで病院受診すべき?判断基準と準備

マイクロブタのよだれで病院受診すべき?判断基準と準備

『よだれが多いけど、病院に行くべき?それとも様子見でいい?』と迷うことは多いですよね。

ここでは、受診の判断基準と、受診時に役立つ準備について解説します。

様子見でOKなケースと受診すべきケース

よだれの状態や他の症状から、様子見でよいか、すぐに受診すべきかを判断しましょう。

【様子見でOKなケース】

  • よだれが透明〜白っぽく、臭いがない
  • 食事前や興奮時のみよだれが出る
  • 元気で食欲があり、他に異常がない
  • 寝ているときだけよだれが多い
  • 暑いときによだれが出るが、涼しくすると治まる

【1〜2日様子を見て、改善しなければ受診】

  • よだれの量がいつもより多い
  • よだれが少し臭う
  • 食欲がやや落ちている
  • 口を気にしている様子がある

【すぐに受診すべきケース】

  • よだれが黄色、緑色、血が混じる
  • よだれが異常に臭い(腐敗臭、アンモニア臭)
  • よだれが止まらず、食欲がない、ぐったりしている
  • 嘔吐、下痢、発熱、呼吸困難を伴う
  • 急によだれが増えた、または口を開けたまま閉じられない
  • けいれん、ふらつき、意識がぼんやりしている

迷ったときは、『いつもと違う』という直感を大切にしてください。

飼い主さんが一番、愛ブタの普段の様子を知っています。

少しでも心配なら、動物病院に電話で相談するだけでも安心につながります。

受診時に獣医師に伝えるべき情報リスト

動物病院を受診する際、以下の情報を整理しておくと、診察がスムーズに進みます。

  1. よだれの状態:色(透明、白、黄、緑、血混じり)、臭い、量、粘り気
  2. よだれが出始めた時期:いつから、急に増えたか、徐々に増えたか
  3. よだれが出るタイミング:食事前、安静時、一日中など
  4. 他の症状:食欲、元気、嘔吐、下痢、呼吸、排尿・排便の状態
  5. 最近の変化:食事内容の変更、環境の変化、誤飲の可能性
  6. 過去の病歴:これまでの病気、アレルギー、投薬歴
  7. 写真や動画:よだれの状態や異常行動を撮影しておくと役立つ

特に中毒の可能性がある場合は、『何を食べたか』『いつ食べたか』『どれくらいの量か』を正確に伝えることが重要です。

可能であれば、誤飲したと思われる物の現物や写真を持参しましょう。

また、よだれの状態は時間とともに変化することがあるため、スマホで写真や動画を撮っておくと、獣医師に状況を正確に伝えられます。

マイクロブタを診てくれる病院の探し方

マイクロブタは『エキゾチックアニマル』に分類され、すべての動物病院で診療できるわけではありません

事前に対応可能な病院を探しておくことが大切です。

  • エキゾチックアニマル専門の動物病院:ウサギ、ハムスター、フェレットなどを診る病院はマイクロブタも対応していることが多い
  • 事前に電話で確認:『マイクロブタを診てもらえますか?』と電話で問い合わせる
  • ブリーダーやペットショップに相談:購入した場所で提携病院を紹介してもらえることがある
  • SNSやコミュニティで情報収集:マイクロブタ飼い主のコミュニティで病院情報を共有してもらう
  • かかりつけ医を作る:健康なうちに一度受診し、カルテを作っておくと緊急時に安心

緊急時に慌てないために、平常時から『かかりつけ医』を決めておくことを強くおすすめします。

また、夜間や休日に対応してくれる救急病院もリストアップしておくと、万が一のときに役立ちます。

マイクロブタの診療経験が豊富な獣医師であれば、よだれの原因も的確に診断してもらえるでしょう。

マイクロブタのよだれに関するよくある質問

マイクロブタのよだれに関するよくある質問

マイクロブタのよだれについて、飼い主さんからよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。

寝ている時だけよだれが多いのは異常?

**Q. うちの子は寝ているときだけよだれが多いのですが、これは異常でしょうか?**

**A:** 寝ているときだけよだれが多いのは、基本的に正常です。

人間と同じように、マイクロブタも深い眠りについているときは筋肉が弛緩し、口が少し開いてよだれが出やすくなります。

特にお腹いっぱいで満足して眠っているときや、リラックスしているときによく見られる現象です。

ただし、起きているときにも常によだれが垂れている、呼吸が苦しそう、いびきがひどいといった症状がある場合は、呼吸器や口腔内の問題を疑う必要があります。

気になる場合は、寝ているときの様子を動画に撮って、獣医師に相談してみましょう。

子ブタと成ブタでよだれの量は違う?

**Q. 子ブタと成ブタでは、よだれの量に違いがありますか?**

**A:** 個体差はありますが、一般的に成長に伴ってよだれの量が増える傾向があります。

子ブタのうちは体が小さく、唾液腺も未発達なため、よだれは比較的少なめです。

しかし、成長して食欲が旺盛になると、食事への期待や興奮が強くなり、よだれも増えることがあります。

また、成ブタになると牙が伸びてくるため、口腔内の状態が変わり、よだれの出方も変化することがあります。

ただし、急激な変化や異常な増加は病気のサインかもしれないので、注意深く観察しましょう。

よだれが臭いのは病気のサイン?

**Q. 最近、よだれが臭うようになったのですが、病気でしょうか?**

**A:** よだれが臭い場合、口腔内トラブルや病気の可能性があります。

特に腐敗臭や生臭い臭いがする場合は、歯周病、歯肉炎、口内炎などの口腔疾患が疑われます。

歯垢や歯石が溜まると細菌が繁殖し、強い口臭とともによだれも臭くなります。

また、アンモニア臭や尿のような臭いがする場合は、腎臓疾患(尿毒症)の可能性もあります。

よだれの臭いが急に変わった、強くなったという場合は、早めに動物病院で口腔内や全身の検査を受けることをおすすめします。

日頃から口の中をチェックし、定期的な歯磨きを習慣にすることで、口腔トラブルを予防できます。

よだれで皮膚がかぶれた時の対処法は?

**Q. よだれで顎の下の皮膚がかぶれてしまいました。どうすればいいですか?**

**A:** よだれによる皮膚のかぶれは、すぐに適切なケアをすることが大切です。

  1. 患部を清潔にする:ぬるま湯で優しく洗い、よだれや汚れを取り除く
  2. しっかり乾燥させる:濡れたままにせず、柔らかいタオルで水分を拭き取る
  3. 保湿する:ペット用の保湿クリームや、獣医師に処方された軟膏を薄く塗る
  4. よだれをこまめに拭く:かぶれが治るまで、よだれが付いたらすぐに拭く習慣をつける
  5. 悪化したら受診:赤みが広がる、出血する、膿が出るなどの症状があれば動物病院へ

かぶれがひどい場合は、抗炎症薬や抗生物質の投与が必要になることもあります。

自己判断で人間用の薬を使うのは危険なので、必ず獣医師に相談してください。

予防のためには、日頃からよだれをこまめに拭き、皮膚を清潔に保つことが重要です。

よだれが急に増えた場合はどうすべき?

**Q. 今日突然、よだれの量が増えました。すぐに病院に行くべきですか?**

**A:** よだれが急に増えた場合は、原因を見極めることが重要です。

まず以下をチェックしてください。

  • 食事や環境の変化:新しい食べ物を与えた、部屋が暑いなど
  • 誤飲の可能性:有害植物、洗剤、人間の薬などを口にした可能性はないか
  • 他の症状:嘔吐、下痢、ぐったりしている、呼吸が荒いなど

【すぐに受診が必要なケース】

  • よだれが黄色、緑色、血混じり
  • 嘔吐、下痢、けいれんなどの症状がある
  • ぐったりして動かない、意識がもうろうとしている
  • 誤飲・中毒の可能性がある

【様子を見てもよいケース】

  • 暑さが原因で、涼しくすると治まる
  • 食事前の興奮で一時的に増えただけ
  • 元気で食欲があり、他に異常がない

迷ったときは、動物病院に電話で相談するのが安心です。

『様子を見てよい』と言われれば安心できますし、『すぐに来てください』と言われれば迅速に対応できます。

まとめ

まとめ

マイクロブタのよだれは、多くの場合正常な生理現象であり、過度に心配する必要はありません。

食事への期待、暑さ、リラックス時など、健康なマイクロブタでもよだれを垂らすことはよくあります。

しかし、よだれの色や臭い、量、他の症状との組み合わせによっては、病気のサインである可能性もあります。

日頃から愛ブタの様子をよく観察し、『いつもと違う』と感じたら、早めに獣医師に相談することが大切です。

また、よだれによる皮膚トラブルを防ぐため、こまめな口周りのケアと清潔な環境づくりを心がけましょう。

  • 正常なよだれは透明〜白っぽく、臭いがなく、食事前や興奮時に出る
  • 黄色、緑色、血混じり、異常な臭いがある場合はすぐに受診
  • よだれの原因は食事への期待、暑さ、リラックス、口腔トラブル、病気など様々
  • 日常ケアとして、口周りを優しく拭き、皮膚を清潔に保つ
  • マイクロブタを診てくれる動物病院を事前に探し、かかりつけ医を作っておく

マイクロブタとの生活は、よだれも含めて愛おしいものです。

正しい知識とケアで、愛ブタの健康を守り、快適な共同生活を楽しんでくださいね。

マイクロブタのよだれが多い理由】よだれを受け入れつつ快適に過ごす ...

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この記事を書いた人

渡辺健太と申します。15年にわたりマイクロブタの飼育と行動研究に携わってきました。個人で保護したブタを含め、これまでに100頭以上のマイクロブタと向き合い、それぞれの個性に応じた飼育法を実践。年間200件以上の飼育相談に対応し、多くの飼い主様の悩みを解決してきました。「ブタさんの幸せが、飼い主様の幸せに繋がる」をモットーに、初心者の方から専門家を目指す方まで、あらゆるレベルに応じた実践的なアドバイスを提供しています。マイクロブタカフェの運営指導にも定評があり、多くの成功事例を創出しています。

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