マイクロブタを飼い始めたばかりの方、「何を食べさせればいいの?」「人間の食べ物を与えても大丈夫?」と悩んでいませんか?マイクロブタは見た目の愛らしさとは裏腹に、食事管理が非常に重要なペットです。この記事では、専用フードの選び方から与えてOK・NGな食材、体重別の給餌量、おすすめ商品まで、初心者でもすぐに実践できる食事管理の全てを徹底解説します。正しい知識で、愛ブタと健康に暮らしましょう。
【結論】マイクロブタが食べるものは「専用フード+野菜」が基本

マイクロブタの食事は、ミニブタ・マイクロブタ専用フードを主食とし、野菜を副食として与えるのが基本です。
犬や猫とは異なり、マイクロブタは草食寄りの雑食動物であり、消化器官も独特の構造を持っています。
そのため、犬猫用フードでは栄養バランスが合わず、肥満や栄養失調の原因になります。
専用フードには、ブタに必要なビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく配合されており、健康維持に不可欠です。
野菜は食物繊維やビタミンの補給源として毎日与えることが推奨されています。
果物はおやつとして少量を与える程度にとどめ、糖分の過剰摂取を避けましょう。
主食・副食・おやつの3層構造を理解しよう
マイクロブタの食事は、以下の3層構造で考えると管理しやすくなります。
【主食】ミニブタ・マイクロブタ専用フード(ペレット)
1日の総カロリーの60〜70%を占める基本食です。
栄養バランスが整っており、毎日決まった量を与えることで健康を維持します。
【副食】野菜・牧草
1日の総カロリーの20〜30%を占める補助食です。
食物繊維やビタミンを補給し、満腹感を与えることで肥満を防ぎます。
生野菜をそのまま与えるか、軽く茹でて与えるのが一般的です。
【おやつ】果物・その他
1日の総カロリーの5〜10%以下に抑えるべき嗜好品です。
トレーニングのご褒美や、コミュニケーションツールとして活用しましょう。
糖分が多いため、与えすぎは厳禁です。
犬猫用フードは代用NG|専用フードが必要な理由
「犬猫用フードで代用できないの?」という疑問を持つ方も多いですが、絶対にNGです。
その理由は、マイクロブタと犬猫では必要な栄養素の比率が大きく異なるためです。
犬猫用フードの問題点
- タンパク質が過剰:犬猫は肉食寄りの雑食のため、タンパク質含有量が25〜40%と高く、ブタには多すぎます
- 脂肪分が多い:犬猫用は15〜20%の脂肪を含み、ブタには肥満の原因になります
- 食物繊維が少ない:ブタは草食寄りの雑食のため、犬猫用では食物繊維が不足します
- ビタミン・ミネラルバランスが異なる:ブタに必要なビタミンEや亜鉛の配合が不十分です
また、家畜用のブタ飼料も避けるべきです。
家畜用飼料は短期間で体重を増やすことを目的としており、カロリーが高すぎてマイクロブタには不向きです。
参考:マイクロブタの食事ガイド
マイクロブタに与えてOKな食べ物一覧

マイクロブタに安全に与えられる食材を、主食・副食・おやつの3つのカテゴリに分けて詳しく紹介します。
それぞれの食材には適切な量と頻度があるため、必ず守りましょう。
【主食】ミニブタ・マイクロブタ専用フード
マイクロブタ専用フード(ペレット)は、栄養バランスが整った主食として毎日与えます。
市販されている主なブランドには以下があります。
- マズリ(Mazuri)ミニピッグフード:世界的に最も使用されている定番フード。タンパク質14%、脂肪2.5%と低カロリー設計
- 国内メーカー製ミニブタ用ペレット:日本の気候や飼育環境に合わせて開発された製品
- mipig専用フード:マイクロブタ専門店が推奨する独自配合フード
フードは1日2回に分けて与え、体重に応じた適量を守ることが重要です。
生後3ヶ月までの子ブタには、砂粒サイズのペレットを白湯でふやかして1日3回以上に分けて与えます。
特に赤ちゃんの時期は低血糖対策のため、こまめな給餌が必要です。
参考:育て方|Piglets
【副食】毎日与えたい野菜15選
野菜は食物繊維やビタミンの補給源として、毎日の食事に取り入れましょう。
マイクロブタに安全に与えられる野菜は以下の通りです。
葉物野菜
- キャベツ:ビタミンC豊富、食物繊維も多く満腹感を与える
- レタス:水分が多く低カロリー、夏場の水分補給にも最適
- 白菜:消化に良く、冬場の定番野菜
- 小松菜:カルシウム・鉄分が豊富
根菜類
- にんじん:βカロテンが豊富、甘みがあり嗜好性が高い
- さつまいも:食物繊維とビタミンCが豊富、おやつとしても人気
- 大根:消化酵素を含み、胃腸に優しい
- かぶ:ビタミンCとカリウムが豊富
その他の野菜
- きゅうり:水分補給に最適、低カロリー
- トマト(熟したもの):リコピンとビタミンCが豊富
- パプリカ:ビタミンCが野菜の中でもトップクラス
- ブロッコリー:ビタミンKと葉酸が豊富
- カボチャ:βカロテンと食物繊維が豊富
- ズッキーニ:低カロリーで消化に良い
- セロリ:食物繊維が豊富、歯ごたえがある
野菜は生のまま与えても、軽く茹でても構いません。
茹でる場合は、栄養素の流出を防ぐため短時間で済ませましょう。
注意が必要な野菜
ほうれん草は尿路結石の原因になるシュウ酸が多いため、与えすぎに注意が必要です。

【おやつ】たまに与えてOKな果物10選
果物は糖分が多いため、週に1〜2回程度、少量を与えるのが基本です。
トレーニングのご褒美や、特別な日のおやつとして活用しましょう。
- りんご:食物繊維とビタミンCが豊富、皮ごと与えてOK
- バナナ:エネルギー補給に最適、糖分が多いので少量に
- いちご:ビタミンCが豊富、小粒で与えやすい
- スイカ:水分補給に最適、夏場のおやつに人気
- メロン:甘みが強く嗜好性が高い、糖分に注意
- 梨:水分が多く低カロリー、シャリシャリした食感を楽しむ
- 桃:ビタミンEが豊富、種は絶対に与えない
- ブルーベリー:抗酸化作用が高い、目の健康にも良い
- マンゴー:ビタミンAが豊富、種と皮は除去して与える
- パイナップル:消化酵素を含む、芯は避けて果肉のみ
果物を与える際は、種や皮、芯は必ず取り除き、小さくカットしてから与えましょう。
特に桃やプラムの種には毒性があるため、誤飲に注意が必要です。
参考:マイクロブタの食事ガイド
その他与えてOKな食材(穀類・タンパク源)
野菜や果物以外にも、マイクロブタに与えられる食材があります。
穀類
- 玄米:食物繊維が豊富、茹でて柔らかくして与える
- オートミール:水でふやかして与える、食物繊維が多い
- 大麦:消化に良く、満腹感が持続する
タンパク源(少量のみ)
- 茹で卵:タンパク質補給に、週1回程度
- 無脂肪ヨーグルト:乳酸菌が腸内環境を整える、少量のみ
- 豆腐:植物性タンパク質、消化に良い
その他
- おから:食物繊維が豊富、手作りおやつの材料に最適
- ビートファイバー:食物繊維の補給源、主食ではなくおやつとして
これらの食材は、あくまで補助食やおやつとして少量を与える程度にとどめましょう。
主食は専用フードを基本とすることが重要です。
参考:ビートファイバーをブタさんに与える|mipig family
【危険】マイクロブタに絶対NGな食べ物リスト

マイクロブタには絶対に与えてはいけない食材があります。
中毒を起こしたり、命に関わる危険性があるため、必ず把握しておきましょう。
中毒を起こす危険な食材
以下の食材は、マイクロブタに中毒症状を引き起こす危険性があります。
- チョコレート・カカオ製品:テオブロミンという成分が中毒を引き起こし、嘔吐・下痢・痙攣・最悪の場合死亡
- ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニラ・にんにく):赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こす
- ぶどう・レーズン:腎不全を引き起こす可能性があり、少量でも危険
- アボカド:ペルシンという毒素が含まれ、呼吸困難や心不全を引き起こす
- マカダミアナッツ:神経系に影響を与え、麻痺や震えを引き起こす
- キシリトール(人工甘味料):低血糖や肝不全を引き起こし、命に関わる
- アルコール類:少量でも中毒症状を起こし、死亡リスクが高い
これらの食材は、どんなに少量でも絶対に与えてはいけません。
特にチョコレートやネギ類は、人間の食事に含まれることが多いため、誤食に注意が必要です。
消化不良・肥満の原因になる食材
直接的な中毒は起こさないものの、健康被害につながる食材もあります。
- 塩分の多い食品:ハム・ソーセージ・スナック菓子など。マイクロブタは塩分に弱く、腎臓や心臓に負担がかかる
- 脂肪分の多い食品:揚げ物・バター・チーズなど。肥満や膵炎の原因になる
- 糖分の多い食品:お菓子・ケーキ・ジュースなど。肥満や糖尿病のリスクが高まる
- 香辛料・刺激物:唐辛子・わさび・カレーなど。消化器官を刺激し、下痢や嘔吐を引き起こす
- 生のじゃがいも:ソラニンという毒素が含まれ、特に芽や緑色の部分は危険
- 生の豆類:レクチンという毒素が含まれ、必ず加熱が必要
- トウモロコシ(粒のまま):消化できず、腸閉塞の原因になる
これらの食材は、人間の残り物として与えてしまいがちですが、マイクロブタの健康には有害です。
意外と知られていないNG食材
一見安全そうに見えても、実は危険な食材もあります。
- 犬用ガム:原料が動物由来のゼラチンでカロリーが高く、肥満の原因になる
- 観葉植物の一部:ポトス・スパティフィラム・アロエなど、多くの観葉植物は毒性がある
- 生の卵白:アビジンという成分がビオチンの吸収を妨げる。卵黄は加熱すればOK
- 牛乳:乳糖を分解できず、下痢の原因になる。無脂肪ヨーグルトは少量ならOK
- パンの耳:塩分や糖分が多く、肥満の原因になる
特に観葉植物は、マイクロブタが室内で自由に動き回る際に誤食するリスクがあります。
飼育スペースには毒性のある植物を置かないよう注意しましょう。
誤食してしまった場合の対処法
もしマイクロブタがNG食材を誤食してしまった場合、速やかに以下の対応を取りましょう。
【緊急対応手順】
- 何をどれくらい食べたか確認する:食材の種類と量をメモする
- 症状を観察する:嘔吐・下痢・よだれ・震え・呼吸困難などの異常がないか確認
- すぐに動物病院に連絡する:エキゾチックアニマルやブタの診療経験がある病院が望ましい
- 無理に吐かせない:素人判断で吐かせると、誤嚥や気道閉塞のリスクがある
- 水を与えすぎない:毒素の吸収を早める可能性があるため、獣医師の指示を待つ
【緊急受診が必要な症状】
- 激しい嘔吐や下痢
- ぐったりして動かない
- 呼吸が荒い、苦しそう
- 痙攣や震え
- よだれが大量に出る
- 歯茎や舌の色が白っぽい、青紫色
これらの症状が見られた場合は、夜間でもすぐに救急動物病院へ連れて行きましょう。
マイクロブタは体が小さいため、少量の毒物でも重篤な症状が出やすいです。
日頃から、エキゾチックアニマルに対応できる動物病院の連絡先を複数確保しておくことをおすすめします。
マイクロブタの食事量と回数|体重別の目安

マイクロブタの健康を維持するためには、適切な食事量と回数を守ることが不可欠です。
与えすぎは肥満の原因になり、与えなさすぎは栄養不足につながります。
1日の食事回数は2回が基本
成ブタ(生後6ヶ月以降)の場合、1日2回の食事が基本です。
朝と夕方の決まった時間に与えることで、規則正しい生活リズムが整います。
【推奨給餌スケジュール】
- 朝:7時〜8時に1日の給餌量の40〜50%
- 夕方:17時〜18時に1日の給餌量の50〜60%
夕方の食事を多めにすることで、夜間の空腹感を防ぎ、安定した睡眠を促します。
【子ブタの給餌回数】
生後3ヶ月まで:1日3〜4回に分けて与える(低血糖対策のため)
生後3〜6ヶ月:1日2〜3回に徐々に移行する
特に子ブタの時期は、こまめな給餌が健康維持のカギとなります。
参考:育て方|Piglets
【早見表】体重別の1日給餌量
マイクロブタの1日の給餌量は、体重に応じて調整します。
以下の早見表を参考に、愛ブタに合った量を与えましょう。
| 体重 | 専用フード(ペレット) | 野菜 | おやつ(果物等) |
|---|---|---|---|
| 5kg | 80〜100g | 50〜80g | 10〜20g |
| 10kg | 120〜150g | 80〜120g | 20〜30g |
| 15kg | 150〜180g | 100〜150g | 30〜40g |
| 20kg | 180〜220g | 120〜180g | 40〜50g |
| 25kg | 200〜250g | 150〜200g | 50〜60g |
【給餌量の調整ポイント】
- 活動量が多い場合:フード量を10〜15%増やす
- 運動量が少ない場合:フード量を10〜15%減らす
- 体重が増えすぎている場合:フードを減らし、野菜を増やす
- 体重が減っている場合:フードを増やし、獣医師に相談する
定期的に体重を測定し、ボディコンディションスコア(BCS)を確認することが重要です。
理想的な体型は、肋骨が軽く触れる程度で、腰にくびれがある状態です。
水分補給の重要性と1日の目安
マイクロブタにとって、水分補給は食事と同じくらい重要です。
1日の水分摂取目安:体重1kgあたり50〜100ml
例えば、体重10kgのマイクロブタなら、1日に500ml〜1Lの水が必要です。
【水分補給のポイント】
- 常に新鮮な水をボウルに用意する
- 水は1日2回以上交換する
- 夏場や運動後は水の量を増やす
- 水を飲まない場合は、野菜や果物で水分補給を補助する
【脱水症状のチェック方法】
首の後ろの皮膚をつまんで持ち上げ、すぐに元に戻らない場合は脱水の可能性があります。
その他、以下の症状が見られたらすぐに獣医師に相談しましょう。
- 尿の色が濃い、量が少ない
- 目が落ち窪んでいる
- 歯茎が乾燥している
- ぐったりして元気がない
マイクロブタの食性と特徴|犬猫との3つの違い

マイクロブタを健康に飼育するためには、犬や猫とは異なる食性と体質を理解することが不可欠です。
ここでは、マイクロブタ特有の3つの特徴を詳しく解説します。
雑食動物だが消化器官は意外と繊細
マイクロブタの祖先であるイノシシと同じく、草食寄りの雑食動物です。
植物性の食材を主に食べますが、タンパク質や脂肪も少量は必要です。
【消化器官の特徴】
- 胃は単胃(1つの胃)で、牛のような反芻動物とは異なる
- 大腸が長く、食物繊維の発酵に適している
- 消化能力は意外と繊細で、急な食事変更に弱い
- 食べたものが消化されるまで約12〜24時間かかる
そのため、新しい食材を導入する際は、少量から始めて徐々に増やすことが重要です。
急に食事内容を変えると、下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。
塩分・糖分・脂肪分に弱い体質
マイクロブタは、人間や犬猫に比べて塩分・糖分・脂肪分の処理能力が低いです。
【塩分】
マイクロブタの腎臓は塩分の排出能力が低く、過剰摂取は腎不全や心臓病のリスクを高めます。
人間の食べ物に含まれる塩分は、マイクロブタにとっては過剰です。
【糖分】
糖分の過剰摂取は肥満や糖尿病の原因になります。
果物やおやつは、1日の総カロリーの5〜10%以下に抑えることが推奨されています。
【脂肪分】
脂肪分の多い食事は膵炎や肥満を引き起こします。
専用フードの脂肪含有量は2.5〜5%程度と低く設計されています。
これらの栄養素を過剰に摂取すると、短期的には肥満、長期的には内臓疾患につながります。
肥満になりやすい|食事管理が寿命を左右する
マイクロブタは食欲旺盛で、与えられたものは何でも食べてしまう傾向があります。
そのため、飼い主が適切に食事量をコントロールしないと、すぐに肥満になります。
【肥満のリスク】
- 関節への負担:足腰に負担がかかり、歩行困難や関節炎を引き起こす
- 心臓病:心臓に負担がかかり、心不全のリスクが高まる
- 呼吸器疾患:脂肪が気道を圧迫し、呼吸困難を引き起こす
- 糖尿病:インスリン抵抗性が高まり、糖尿病を発症する
- 寿命の短縮:肥満のマイクロブタは、適正体重の個体に比べて寿命が2〜3年短くなることがある
マイクロブタの平均寿命は10〜15年ですが、適切な食事管理を行うことで、健康で長生きできます。
定期的な体重測定と、獣医師による健康チェックを欠かさないようにしましょう。
初心者におすすめのマイクロブタ用フード3選

マイクロブタの主食となる専用フードは、どれを選ぶかが健康管理のカギとなります。
ここでは、初心者でも入手しやすく、信頼性の高いフードを3つ紹介します。
マズリ ミニピッグフード|世界的定番
マズリ(Mazuri)ミニピッグフードは、世界中のミニブタ飼育者に愛用されている定番フードです。
【特徴】
- タンパク質14%、脂肪2.5%と低カロリー設計
- ビタミン・ミネラルがバランスよく配合
- ペレット状で与えやすく、食べやすい
- 動物園や研究施設でも使用されている信頼性
【価格】
約3,000〜4,500円/11kg(オンラインストアで購入可能)
【メリット】
栄養バランスが科学的に裏付けられており、長期的に与えても安心です。
多くの飼育者が使用しているため、情報交換もしやすいです。
【デメリット】
海外製品のため、一部のペットショップでは取り扱いがない場合があります。
オンライン購入が基本となるため、送料がかかることがあります。
国内で入手しやすいフード2選
マズリ以外にも、国内で入手しやすい優良フードがあります。
1. mipig専用フード
マイクロブタ専門カフェ『mipig cafe』が監修したフードです。
- 日本の気候や飼育環境に合わせて開発
- 低脂肪・低カロリーで肥満防止に配慮
- mipig cafeや公式オンラインストアで購入可能
- 価格:約2,500〜3,500円/5kg
2. 国内メーカー製ミニブタ用ペレット
国内のペットフードメーカーが製造するミニブタ用フードです。
- ペットショップやホームセンターで入手しやすい
- 国産原料を使用している商品もある
- 価格:約2,000〜3,000円/5kg
購入する際は、パッケージに記載されている栄養成分を確認し、タンパク質12〜16%、脂肪2〜5%の範囲内であることをチェックしましょう。
フード選びで失敗しない3つのポイント
マイクロブタ用フードを選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえましょう。
1. 栄養成分を確認する
- タンパク質:12〜16%
- 脂肪:2〜5%
- 食物繊維:6〜10%
これらの範囲内であれば、マイクロブタに適したフードと言えます。
2. 粒の大きさを確認する
子ブタには砂粒サイズ、成ブタには直径5〜8mm程度のペレットが適しています。
粒が大きすぎると食べにくく、小さすぎると丸呑みして消化不良を起こすことがあります。
3. 保存方法と賞味期限を確認する
フードは湿気や直射日光を避け、密閉容器で保管しましょう。
開封後は1〜2ヶ月以内に使い切ることが推奨されています。
マイクロブタの手作りおやつレシピ|簡単さつまいもスティック

愛ブタに安全で美味しいおやつを手作りしてみませんか?
ここでは、初心者でも簡単に作れるさつまいもスティックのレシピを紹介します。
【材料】
- さつまいも:1本(200〜300g)
- 水:適量
【作り方】
- さつまいもをよく洗い、皮ごとスティック状(1cm×5cm程度)にカットする
- 鍋にさつまいもと水を入れ、15〜20分茹でる(竹串がスッと通る柔らかさになるまで)
- 茹で上がったらザルに上げ、水気を切る
- 完全に冷ましてから与える(熱いまま与えないこと)
【保存方法】
密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、3日以内に使い切りましょう。
冷凍保存も可能で、1ヶ月程度保存できます(解凍してから与える)。
【与える量の目安】
体重10kgのマイクロブタなら、1日にスティック2〜3本程度が適量です。
さつまいもは糖分が多いため、与えすぎには注意しましょう。
【アレンジ】
さつまいもの代わりに、にんじんやカボチャを使っても美味しくできます。
複数の野菜をミックスして、カラフルなおやつにするのもおすすめです。

マイクロブタの餌代は月いくら?リアルなコスト

マイクロブタを飼育する上で気になるのが、毎月の餌代です。
ここでは、実際にかかる費用をフード代・野菜代・おやつ代に分けて詳しく解説します。
フード代・野菜代・おやつ代の内訳
体重10kgのマイクロブタを例に、月々の餌代を計算してみましょう。
【フード代】
体重10kgの場合、1日の専用フード量は約120〜150gです。
1ヶ月(30日)で約3.6〜4.5kgのフードが必要です。
- マズリフード(11kg/3,500円):約1,400〜1,700円/月
- mipig専用フード(5kg/3,000円):約2,200〜2,700円/月
- 国内メーカー製(5kg/2,500円):約1,800〜2,300円/月
【野菜代】
1日の野菜量は約80〜120gです。
1ヶ月で約2.4〜3.6kgの野菜が必要です。
- キャベツ・レタス・白菜などの葉物:約500〜800円/月
- にんじん・さつまいもなどの根菜:約600〜900円/月
- きゅうり・トマトなどのその他野菜:約400〜600円/月
- 合計:約1,500〜2,300円/月
【おやつ代】
果物やその他のおやつは週に1〜2回程度です。
- りんご・バナナなどの果物:約300〜500円/月
- 手作りおやつの材料費:約200〜300円/月
- 合計:約500〜800円/月
【月々の餌代合計】
体重10kgのマイクロブタの場合、月々の餌代は約3,400〜5,800円です。
年間では約40,000〜70,000円程度となります。
【体重別の月々の餌代目安】
- 5kg:約2,500〜4,000円/月
- 10kg:約3,400〜5,800円/月
- 15kg:約4,300〜7,200円/月
- 20kg:約5,200〜8,600円/月
- 25kg:約6,000〜10,000円/月
餌代以外にも、ペットシーツ・トイレ砂・ペット保険・定期健診などの費用がかかるため、総合的な飼育コストも考慮しましょう。
マイクロブタの食事に関するよくある質問

マイクロブタの食事管理について、飼い主さんからよく寄せられる質問に答えます。
Q. 人間の残り物をあげてもいい?
A: 基本的にNGです。人間の食べ物は塩分・糖分・脂肪分が多すぎて、マイクロブタには有害です。特に調味料を使った料理は絶対に与えないでください。どうしても与えたい場合は、無調味の茹で野菜や蒸した野菜のみにしましょう。ただし、メインの食事は必ず専用フードを与えることが原則です。
Q. 食べ過ぎ・肥満を防ぐコツは?
A: 以下の5つのコツを実践しましょう。1. 決まった時間に決まった量を与える(食事の規則性)、2. おやつは1日の総カロリーの5〜10%以下に抑える、3. 毎週体重を測定し、増加傾向があればフードを減らす、4. 適度な運動を取り入れる(散歩や遊び)、5. 家族全員で食事ルールを共有し、勝手におやつを与えないようにする。マイクロブタは『おねだり上手』なので、可愛さに負けて与えすぎないよう注意が必要です。
Q. 好き嫌いが激しい場合の対処法は?
A: マイクロブタにも個体差があり、特定の野菜や果物を嫌がることがあります。対処法としては、1. 新しい食材は少量から始め、徐々に慣れさせる、2. 嫌いな野菜を細かく刻んでフードに混ぜる、3. 茹で方や調理法を変えてみる(生が嫌なら茹でる、など)、4. 無理強いせず、他の栄養価の高い野菜で代替する。ただし、フード自体を食べない場合は、体調不良の可能性があるため獣医師に相談しましょう。
Q. 子ブタと成ブタで食事は変わる?
A: はい、変わります。子ブタ(生後6ヶ月まで)は成長期のため、1日3〜4回に分けて給餌し、低血糖を防ぎます。フードは砂粒サイズのペレットを白湯でふやかして与えます。成ブタ(生後6ヶ月以降)は1日2回の給餌に移行し、通常サイズのペレットを与えます。また、子ブタは成ブタに比べてタンパク質の必要量がやや多いため、フードの栄養成分も確認しましょう。
Q. 旅行中の食事管理はどうする?
A: 旅行中の食事管理には3つの選択肢があります。1. ペットシッターに依頼する:自宅で普段通りの食事を与えてもらえる、2. ペットホテルに預ける:専門スタッフが食事管理をしてくれる(事前にフードと食事量を伝える)、3. 一緒に旅行する:ペット同伴可の宿泊施設を選び、フードと野菜を持参する。いずれの場合も、事前に『食事スケジュール』『給餌量』『NG食材』を明確に伝えることが重要です。特にペットホテルでは、他の動物と同じ食事を与えられないよう注意しましょう。
まとめ|正しい食事でマイクロブタと健康に暮らそう
マイクロブタの食事管理は、健康で長生きするための最も重要な要素です。
この記事で紹介した内容を振り返りましょう。
- 基本の食事構成:専用フード(60〜70%)+野菜(20〜30%)+おやつ(5〜10%以下)の3層構造
- 与えてOKな食材:ミニブタ専用フード、葉物野菜・根菜など15種類の野菜、りんご・バナナなど10種類の果物
- 絶対NGな食材:チョコレート、ネギ類、ぶどう、アボカドなど中毒性のある食材と、塩分・糖分・脂肪分の多い食品
- 適切な給餌量:体重別に専用フード・野菜・おやつの量を調整し、1日2回の食事が基本
- マイクロブタの特性:草食寄りの雑食で消化器官が繊細、塩分・糖分・脂肪分に弱く、肥満になりやすい
正しい食事管理を行うことで、マイクロブタは10〜15年という長い寿命を健康に過ごすことができます。
毎日の体重チェックや獣医師による定期健診も忘れずに行いましょう。
愛ブタとの楽しい生活を、適切な食事管理でサポートしてあげてください。


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